アラ還暦と言われるあたりの年代からでも、ぜひずっとやってみたかったことや、好きなことにチャレンジしたいわね。
数年後はどうなっているかなど分からないのだから、今がチャンスという場面が来たら、迷わずチャレンジする方を選べば良いと思うの。
体験しなければ分からないこともたくさんあるし、体験したからこそ得られるものがあるわけだし・・・
やらずに迷っているだけの時間が勿体無いと思うのね。
還暦も年齢も関係なく、幾つになってもチャレンジしましょう!
幸い、マダム♡千壽の周りには、チャレンジャーな方々が多くて、ほんと刺激を受けてばかりで楽しいの。

着物が好きな方々もそうね。
人と違う格好に挑戦できる方々だから、多趣味な方々が多いの!
今は日舞はやめたけれども、やったからこそ分かったことも多くて、いろんな意味でお勉強になりました。



芸事の世界って、中に入らなければ
分からないことだらけみたいだニャ
さて、マダム♡千壽は、次に何かを習うなら、団体とかチームでやるような習い事ではなく、一人でチャレンジできそうなことにしたいなと思っていたの。
そしてふと、人生でこれまで大の苦手でチャレンジしようともしなかったことを克服しておきたいと思ったの。



このまま克服しようともせずに人生終わったら残念でしょ・・・
それが何かというと・・・歌うことなの。
そう、マダム♡千壽は学生時代からずっと音痴、音痴と言われ続けてきた女でした。
還暦までの人生で最大のコンプレックス、それが音痴
マダム♡千壽の還暦までの人生で最大のコンプレックス、それが音痴でした。
昔っから音痴で歌うことが大の苦手、超コンプレックスで、音楽や合唱の場面では口パクで凌いできたの。
子供たちをカラオケに連れて行っても、音痴だからとマイクは持たせてもらえず、お会計係・・・
ただ世間では「音痴は治る」「本当に音痴な人は少ない」とか言ってくれる人もいました。
でも自分には関係ない!と、全くこれまでスルーしてきたのね。
それで、還暦を迎えた時にふと「この音痴を克服したら世界が変わるんじゃないかしら」と思ったの。
なぜなら、これまでの人生でものすごく苦手だったことを克服した先に、良いことがつながっていったからなのね。
それで、まだ克服していないこと、ものすごく苦手だったことって何だろうと振り返って、音痴だったことを思い出したわけ。



音痴だったことも忘れていたのニャ!
本当に人生を変えたのは出来ないことを克服した時
やりたいことにチャレンジすることは、これまでもやってきましたが、大の苦手を克服しようとチャレンジしたこともありました。
このままではいけないと思い乗り越えようと思ったこと、それは誰かとお話ししたり、人前で喋ることでした。
当たり前のように出来ている人は、そんな簡単なこと、チャレンジですら無いとお思いでしょう。
ところが、私は子どもの時は、特定の人以外とは全然お話しできないような超寡黙な子どもでした。
これは少しずつ少しずつマシになっていき、成人する頃には友達とはお話しできるようになっていましたが…
一対一は大丈夫でしたが、大勢の中では全然話せない状態は続いていました。
30後半でも、自治会や保護者の集まりなどでも、一切発言できないままでした。
人生このままで良いのかしら?さすがにこれでは困るのでは無いかしら?と思い始めました。
このコンプレックス、大の苦手は乗り越えておかなければ、この先の人生が開けないと思ったのでした。
これを強制的に克服する方法は、人前でお話しするお仕事を選ぶことでした。



そうです、転職したのです。
とてもやりたい仕事だったというのもあるのですが、ちょうど良いタイミングで転職ができました。
毎日、初対面の方々とお話しし、時には人前に立って講義をするような機会もありました。
台本があれば丸暗記するだけで、人前でお話しすることは苦手ではなくなりました。
そうやって苦手を克服した先に、カルチャー講師などの仕事にも繋がりました。
なので、好きなことややりたいことだけチャレンジするのも良いのですが…
やはり苦手の克服こそが人生を変えると思っています。
還暦まで歌がコンプレックス(音痴)であることを忘れていた
還暦で何かにチャレンジしたいと思うまで、歌がコンプレックス(音痴)であることを忘れていました。
この数年間は、好きなことやりたいこと、興味があることばかりに目が行っていました。
改めて、これまでの人生を変えた出来事は何だったのかを考えた時に、苦手の克服こそが人生を変えたという経験を思い出しました。



これからも好きなことにはチャレンジするけど
先に苦手を克服しておく方が人生もっと開けるかも!



だから音痴の克服?
そっちを先に選んだのニャ



還暦まで、歌にチャレンジしようなどとは微塵も思わなかったのに
どうしてそう思ったのか不思議だわ。
思い返すと、人と話す仕事をしていた時には、年に1、2回声が出なくなると言う経験をしていました。
そしてこれまでもずっと、人とお話しするときには余計な力が首周りに入っていると言う自覚はありました。
だから、音痴はともかく、声の出し方が変わればいいなという思いもありました。
発声法を学んで音痴は克服!コンプレックスを乗り越えた先へ
で結局、今年から先生について声の出し方を習っているのです。
また先生とお話ししているうちに、実は音痴では無いということも分かりました。



私が音痴では無いなんて!
私の人生の中では世紀の大発見くらいの気付きでした。
やはり、声の出し方が悪かったのです。
声の出し方が悪いから音程もブレブレになっていたのでした。



じゃあ音痴はすぐに治ったのニャ?



そう、ぜんぜん音痴では無いということが分かったの。
そして声の出し方を変えていくうちに、初対面の人から「心地よい声」などと言われるようになりました。
こんなことはこれまでの人生で一度も無かったことです!
マイクを持って何かの曲を歌いたい!というような願いまでは無いのですが、発生の練習だけは毎日欠かしてません。
人生最大の苦手の克服が出来ているということは、自信にも繋がります。



いつか着物でカラオケに行くという野望もできました。



結構小さな野望だニャ!



音痴と言われてきた私なので、この発想はこれまで無かったのよ。
自分でも驚いているわ。
最後にまとめ
というわけで、今年から発声法を学んで、音痴という人生最大のコンプレックスを克服中です。
声の出し方を学んだおかげで、実は次に本当にしたいことにも最近出会えました。
これも苦手を克服しようとしたことが人生に大きな変化をもたらしたということでしょうか。
音痴を克服したいと思った時に、スクールや先生選びについてかなり考えたこともあるので、またの機会にそれをお話ししますね。
まあとにかく、好きなことやりたいことにチャレンジするのは大いに結構なのですが・・・
人生最大のコンプレックスに向き合ったり、苦手を克服しようとチャレンジする方が、人生には大きな変化をもたらすと、経験上確信しています。
還暦でも何でも、年齢は関係なく、いつまでもチャレンジする気持ちは持ち続けていたいものですね。



チャレンジしよう!と思った時が最高のタイミングなのニャ
マダム千壽の略歴
某上場企業にて20年間顧客対応、その後某上場企業の契約社員として、顧客対応・企画・等の仕事をする。
10年前から個人事業・カルチャー講師等を経験、一応成功するも協会ビジネスの在り方に疑問を持つ。
個人事業を餌食にするコンサルやビジネスも急増、また人の成功を妬む個人事業主、自分の成功のために他人を平気で利用する個人事業主の実態に嫌気がさし、その世界を離れる。
また業界にはネットワークビジネスやスピリチュアルも多いが、結局お金儲け主義が背景にあり、様々な裏情報や実態を知り、この世界とも距離を置く。
現在は事務員をしながら、同世代のシングルと一緒に高め合えるような副業も模索中。
子育て・介護を終え怒涛の人生の後半をマイペースでねこねこと生きているマダム千壽です。
還暦から着物を通して和文化や歴史・京都に興味を持ち始めました。

