デメリットしかないダイエット・しない方がいい理由

世の中流行りのダイエット

◯◯ダイエット、△△ダイエット、××式ダイエット、■■ダイエット・・・

ダイエットのために置き換え商品、サプリメント、カウンセリング、ジム・・・

マダム♡千壽は、お金をかけてダイエットする前に、生活習慣から見直したらいいのにと思うの。

だって、多くの場合は、単純に食べなければ済む話だもの。

「いやそれができるなら、とっくにやってるし!」
「できないからダイエットするんでしょ!」

多くの方を敵に回してしまいそうな爆弾発言かしら・・・

だってね、そのカラクリに気付いちゃったんだもの。

そこには、需要と供給という深〜い闇があって、多くの人がその闇に落ちているってことにね。

それに気付かない限り抜け出すのは難しいと思うの。

だから気づいて欲しい。そして目標設定を変えれば、きっと誰でもそこから抜け出せるはず。

ただ即効性はないし、年月はかかるし、ちょっと頑張らないと無理かも。

でも、数年かけてもやる意味はあるので、やる気のある方だけ読んでみてね。

では、マダム♡千壽独自の視点から言わせていただくわ。

目次

そもそもダイエット=食べないことという勘違い

ダイエットという言葉を聞くと、多くの方は食べないことイメージされますよね。

まずダイエットという言葉の意味を調べてみましょう!

食事の量を制限したり、エクササイズや運動をしたりして減量すること。
極端な摂取制限は、リバウンドの恐れがあるだけでなく健康に害を及ぼす。

本来、英語の「diet」は日常的な食事・食べ物を意味します。日本では食事の量や種類を制限する食事療法のほかに、エクササイズや運動をして減量し、痩せた体型を目的とする「痩身」と同義に使われています。

出典元:厚生労働省 eヘルスネットより

やはり、「減量」することがダイエットになっているわよね。

では、なぜ減量しなければならないのでしょう。

答えは決まっていますよね。

そう、食べすぎて太ったからです。

そもそも食べすぎたからです。

なら、単純に食べすぎるまで食べなければいいのです。

ダイエットなんてする必要はありませんわ!

食べすぎるまで食べない習慣をつければいいだけだもの。

何も無理やり減量する必要はありません。

ダイエット=食べたらあかん!

ではなくて、本当に必要なのは・・・

自分が食べすぎてしまう原因と向き合い、食生活の乱れを正常な状態に戻すことが必要なの。

武蔵

元栄養士っぽいことを言ったニャ

その原因を解決しない限り、一生『食べすぎ→ダイエット→食べ過ぎ→リバウンド→ダイエット』の無限ループにハマったままになるでしょう。

食べたくなる暗示とダイエット市場

私たちは知らずのうちに、食べたくなるような暗示を受け取っているのよ。

そして食べ過ぎる人が多くいるので、そこに乗っかってきたダイエット市場は盛況!

そう、この需要と供給の構図に早く気づきましょう。

もちろん、食品メーカーが商品を売るために宣伝していることは悪いことではありません。

商品が売れないと経済も回りませんし、美味しいものの恩恵を私たちも受けているので、それそのものが悪いとは言いません。(私も元食品メーカーの社員の端くれ)

ただ、私たちの周りに、あまりにもその情報が多過ぎることが問題なのです。

ほとんどの人は食べすぎる理由を真剣に考えていない

多くの人が、ご自分が食べすぎてしまう理由と真剣に向き合っていないと思うの。

かつて、ねこ♡ばばあの周りにも、あの店に行きたいだの、このスイーツ食べたいだの、しょっちゅうそんなこと話して、誘ってくるマダムたちがいたの。

生活していくのに必死なねこ♡ばばあと違って、ランチやスイーツで頭の中いっぱいなんだもの。

マダム千壽

美味しいもののことを考えいる時って楽しいわよね

そして、食べ過ぎで小太り(中にはスレンダーな方もいましたけれど)

まあ、少々お太りになられているくらいが、アラフィフ・アラ還世代では「豊か」に見えるから、健康の範囲内であれば、それはそれでよろしいんです。(貧相より豊かに見える方が絶対いい!)

マダムたちって、ランチのお店情報や、流行りのスイーツの情報を豊富にお持ちです。

普段から、テレビや雑誌からは、食に対する情報がいっぱい流れてきますよね。

そして多くの方はをそれをしっかり受け取ってインプットしています。

インプットするから食べることばかり考える。

そう、これが食べ過ぎの原因!

食事に関する情報を受け取りすぎている

現代は、食事だけではありませんが、ありとあらゆる場所で広告から情報を受け取りすぎています。

普通に生活していると、テレビ、雑誌、チラシ、タウン誌、電車の中吊り広告、看板、パソコンやスマホ・・・ありとあらゆるところに広告があふれかえっているわよね。

そして食に興味のある人は、美味しそうなランチやスイーツの情報、美味しそうな写真、美味しそうな食レポ、そういうものを見すぎているの。

それも、無防備に見すぎ!なのよ。

多くのお宅では、リビングのテレビは付けっぱなしじゃない?

そのテレビから流れてくるグルメ情報や食品関係のCM、そういうものを無防備に見るから食べたくなるの。

食事に関する情報を制限すればいい

幸か不幸か、マダム♡千壽は、食事に関する情報に触れる暇がなかったの。

50代半ばまで、優雅にテレビを見たり、マダムが読むような雑誌も読まないので、お店情報もスイーツ情報もお取り寄せグルメ情報も、本当に知らなかったわ。

チラシもお断りしているので、タウン誌も見ない。

時間がないのでスーパーでも必要なもの以外買わないし、脇目も振らず目的を終えるとすぐ帰宅!

食に対して興味がないわけではなく、むしろ料理は10代の頃から大好き♡

美味しいものを作って食べたいという欲求もあるし、食べすぎるときもあるのよ。

仕事がら、むしろ食に関する情報は人より多くインプットされていたはず。

でも、あのお店にいきたい、このスイーツが欲しいという欲求はないの。

だってそういう情報はインプットされていないんですもの。

情報過多の時代でダイエットしたい時は、まずグルメ情報を遮断してみることから始めたらいいと思うわ。

お金もかからず、誰でもできるでしょ。

食べ過ぎるのもダイエットも暗示

現代はあらゆる情報から食べすぎるように暗示を受け、一方でダイエットしなきゃという暗示を受けてはいないかしら?

グルメ番組、食レポ、食べたいという欲求を生み出す一方で、スレンダーで筋肉質でカッコいい人が標準であるかのようなイメージも植え付けられていないかしら?

(筋肉体操♡見るのは好きだけど)

健康診断を受け、やれメタボだ、中性脂肪だ、食事制限だと太ってはいけないという情報も過剰かもしれないわ。

もしかしたらダイエットしなきゃという人ほど、暗示にかかりやすいのかも。

だから、まず受け取る情報を減らすこと!

食べ過ぎを抑えるには、メディアや雑誌、パソコンやスマホの広告からのグルメ情報・スイーツ情報を遮断してみること。

とはいえ、いきなり全部遮断するのは無理なので、自分はどこからランチのお店やスイーツ情報を受け取っていたかをチェックするところから始めてはどうかしら。

食べたくなるような情報を減らしたら、次は強い空腹感を減らすこと!

強い空腹感を減らしましょう

食べ過ぎる時って、強い空腹感を感じている時よね。

お腹が減ってたまらない時って、一気に大量に食べてしまいがちじゃないかしら。

そういう時は、先に味噌汁やサラダなどで一旦、強い空腹感を落ち着かせましょう。

それから適量を食べましょう。

ただ、マダム♡千壽が玄米食に変えて気付いたことがあるの。

白米では、お腹が空く!それもものすごく空く!のよ

これでは一気に食べたくなるのも無理はないの。

白米や砂糖類は血糖値を急上昇させる

白米やお砂糖類は急激に血糖値が上がるのは知っているかしら。

血糖値が急激に上がるから、急に下がったときに強い空腹を感じ、ときには低血糖を起こします。

低血糖を起こすと本当にフラフラするのよね。

ところが玄米に変えてからは一切この状態がなくなったの。

白米だと4時間で強い空腹を感じていたのに、玄米ではそれほど空腹を感じません。

血糖値がゆるやかに上昇すると、緩やかに下降するのです。

甘いものも同じで、血糖値が急上昇します。

急上昇した後は急降下するので、さらにまた甘いものが欲しくなります。

どこかでこのループを断たなければなりません。

だから白米と甘いものは徐々に減らした方が身体にもいいの。

マダム♡千壽も、以前は甘いものが大好きで、ショートケーキもぺろりと食べてたのに、ある時から一切食べることができなくなったの。

多分、続けていた玄米菜食で食生活が整ったからだと思う。

甘いものを欲するのは一種の中毒かもしれないので、それを急に断つと禁断症状が出て、大量に食べたくなり逆効果かも。

なので甘いものは徐々に減らすようにして、まずは白米を玄米に変えてみましょう。

マダム千壽

ゆるい玄米菜食がお勧めだけど、また別の機会にお話しするわね。

現代人にとってストレスも過食の原因

マダム♡千壽は20代で、摂食障害を患っていたので、ストレスが食事に与える悪影響は身をもって知っています

身をもって知っていますが、自分のストレスの原因は自分でしか取り除けません。

自分の抱えるストレスとどう向き合い、どう解決していくかは自分で模索していくしかありません。

病的な場合は、きちんと医者にかかり、治療していくことをお勧めします。

ストレス解消を過食の言い訳にしない

たまに同僚と飲みに行ったり、友達とランチを食べに行くことで、ストレス解消になるのならそれはそれでいいのですが、しょっちゅう行く人っているじゃない。

飲みに行くことでストレス解消したり、甘いものでストレス紛らわしたり、それは一時的に脳をだましているだけで、何の解決にもなりません。

マダム♡千壽の周りにもいました。

ストレスの本当の原因と向き合ったり、健康的なストレス解消方法を模索したりしない人。

安直なストレス解消しかできないのは、楽な選択しかできないから・・・

そういう人って、なかなか変われないのよね。

あと、お腹が空いているわけでもないのに、口寂しくて何か食べる人。

マダム♡千壽から言わせてもらえば、きっとそれは暇だから!

まず、やりたいこと見つけてのめり込むくらい集中してみたら、口寂しくて食べることはなくなるわ。

時間を持て余すなんて、なんて、勿体ない!なんて、ぜ・い・た・く!

もちろん、おやつが悪いとは言わないわ。

マダム♡千壽も休憩時間にお煎餅食べるのだ〜い好き♡だもの。

おやつを食べるなら決まった時間と、適量を考えて楽しみましょうね。

ダイエットという暗示はデメリットしかない

メディアや雑誌、あらゆる情報から私たちはダイエットしなければという暗示を受けているわ。

そして『ダイエット=食べたらダメ』という暗示は、逆に「食べたくなる」状態を無意識下で引き起こします。

脳は肯定形しか認識できないの。

無意識下では、『食べない(否定形)』を『食べる(肯定形)』と受け止め、食べることしか考えられなくなるのね。

ダイエットしなきゃ、食べちゃダメ、と思えば思うほど、食べたくなるのよ。

糖質制限やサプリメントやアプリまで

そして糖質制限やサプリメント、アプリまで、ダイエット関連の市場が盛況だわ。

糖尿病と言われて、糖質制限や炭水化物を減らすダイエットをする人たちのほとんどが、ただの食べ過ぎ!

夜に甘いもの食べるわ、肉やら油物も平気でパクパク食べるわ、あきらかに食べ過ぎなのに、そんなに食べていないと言うの。

いや、もう怖い!この時間にそれだけ食べていること自体が異常なのよ。

制限すればするほど、食べたくなる・・・

異常に『食べること(食欲)』に取り憑かれているような状態

ダイエットしなきゃ、制限しなきゃと言う暗示が逆効果になるの。

糖質制限がもてはやされているけれど、食べ過ぎで糖尿病になりかけている人が糖質制限したら、そりゃ改善するのは当たり前よ。

食べ過ぎる暗示を受け、食べさせない暗示を受け、人は結局食べ過ぎる。
結果どちらの市場も活況よね。

自分がこのループから抜け出すにはどうしたら良いか、まず原因にしっかり向き合って欲しいの。

まとめ

ダイエットのことを考えることは、かえって食を強く意識してしまうというデメリットについてお話ししました。

だから「食べたらダメ!」と考える必要はないの。

まずは食べ過ぎる原因と向き合ってみましょうね!

  • 食べすぎる原因と向き合う
  • 食べたくなる暗示を無意識に受けない(情報の遮断)
  • ダイエットという暗示も受けない
  • 強い空腹感を避ける(血糖値を急激に上げない)
  • 玄米食に変える(食生活を整える・時間がかかる)
  • ストレスと向き合う
  • 食事としっかり向き合う(ながら食べはダメ)

あと、食べる量を減らしたくなければ、運動量を増やすしかないわね。

健康のためにスポーツを始めるとか、ジムに通うとかは健康的な方法よね。

それから玄米ってよく噛まなければならないので、食べ過ぎなくなるのよ。

マダム千壽

緩い玄米菜食のお話は、また次の機会にね。

マダム千壽の略歴

某上場企業にて20年間顧客対応、その後某上場企業の契約社員として、顧客対応・企画・等の仕事をする。10年前から個人事業・カルチャー講師等を経験、一定の成果は上げました。

一方でその頃から乱立する協会ビジネスや、個人事業を餌食にするコンサルなどの急増にも危機感を覚える。また業界にはネットワークビジネスやスピリチュアルも多いが、様々な事実を知れば知るほど冷静になる。

人の成功を妬む人、自分の成功のために他人を平気で利用する人、SNS発信と実態があまりに異なる人、そういった世界に嫌気がさし、距離を置くようになる。

現在は事務員をしながら、着物を楽しんだり、和文化への興味を深めています。60代女性ひとり時間を楽しめるのも、50代をどう過ごし準備してきたかが大切だと実感する今日この頃。

子育て・介護を終え怒涛の人生の後半をマイペースでねこたちと生きているマダム♡千壽です。
摂食障害、アスペ、APD、栄養士、個人事業、20年以上のゆるい玄米菜食等の経験を経て、60代を元気に迎えるための考え方や情報をお伝えしています。

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