最近いろんな資格や学びを調べているんだけど、前々から元栄養士として気になっていた資格があるの。
それが【食育】関連の資格なのよね。
だから、それぞれ何が学べるのか、違いをじっくり調べてみたわ。
民間資格だけど、調べてみたらいっぱいあって、どんなことを学ぶのか、仕事に活かせるのか、また就職に有利なのか、何が違うのかが気になったのよ。
有名なところでは「がくぶん」の【食育インストラクター】、「キャリアカレッジ」の【食育アドバイザー】、そして名前が似ているんだけど「ユーキャン」の【食生活アドバイザー】かしら。
また他にも食育関連の資格はあるのよね。
それぞれを別のブログでもっと詳しく書いてみたので、ここではまず違いを比較してみることにしたわ。
がくぶんの食育インストラクター
まずは「日ペンの美子ちゃん」で私たち世代には馴染みのある通信教育大手のがくぶん、そちらで取得できる食育インストラクターよ。
がくぶんを改めて調べてみたわ。
代表者 三ツ井 清貴(ミツイ キヨタカ)
運営責任者 稲垣 映(イナガキ アキラ)
本社所在地 〒162-8717 東京都新宿区早稲田町5-4
本社所在地 〒162-8717 東京都新宿区早稲田町5-4
がくぶんで習える資格って、ボールペン習字だけじゃなかったのよね。
食関連の資格もいっぱいあるわ。「和食にすと養成講座」って何かしら?
他にもメンタル係や自己啓発系もあって、気になるわ。
とりあえずがくぶんの食育インストラクターについてはこちらで詳しくまとめたわ。
実はこの食育インストラクターと言う資格を発行しているのは「NPO法人 日本食育インストラクター協会」なのね。
協会のホームページに食育インストラクターとは?と言う解説があるの。
食育”を基礎から学び、日々の生活に活かし、広く推進・社会で活躍できる”食育”の指導者の証となる資格。自分に合った方法で実践に役立つ真の”食育”を学びます。
引用元:日本食育インストラクター協会のホームページ
そして、がくぶんで習える食育インストラクター講座には続きがあるの。
プライマリ→4級→3級→2級→1級
プライマリは言わば初級、最初の一歩ってわけね。
これががくぶんで習える食育インストラクターなの。
ところで…
実は栄養士の専門学校による「全国栄養士養成専門学校協議会」が、その専門学校で学ぶ方々、または卒業生のための民間資格、「食育”栄養”インストラクター」と言う資格認定制度を始めていたの。
専門学校が短大や4年制大学との違いを出すため(差別化を図るため)に作ったのかしら?
あるいは食育インスタラクターに対して専門性を出すためなのかしら?
どちらにしてもがくぶんで習える食育インストラクターはプライマリー(初級)なので、食関連の知識が全くない人が習い始めるにはハードルが低くていいと思うのよ。
ただ栄養士や保育士、飲食関係の方なら1級を目指したくなるかもしれないわね。
だから、そこまで学ぶことを視野に入れておく必要があるわ。
キャリアカレッジの食育アドバイザー
次はこれも通信教育大手のキャリアカレッジの人気講座、食育アドバイザーを調べたわ。
人気ランキング「食・栄養」カテゴリ第1位
初心者からでも食育の実践力がやさしく身に付く
家庭&仕事で実践できるスペシャリストへ!
食育アドバイザー資格取得講座
キャリアカレッジも調べてみたわ。
〒731-0101 広島市安佐南区八木一丁目15番5号
代表取締役社長 横田正隆 (ヨコタ マサタカ)
ここで習えるのが食育アドバイザーなの。
これについても詳しくはこちらにまとめておいたわよ。
そして食育アドバイザーの資格の認定試験は一般財団法人 日本能力開発推進協会で受けなければならないの。
ここがまた様々な資格を発行しているから、面白いわよ。
そして食育アドバイザーについてはキャリアカレッジのサイトから引用するわね。
食育アドバイザーは、食育に関する正しい知識と健全な食生活を実践する力を持った、食のスペシャリスト!その知識とスキルで、ご家庭はもちろん、たくさんの人たちに食の大切さを伝え、正しい食生活を指導する力まで身につけた存在です。
引用元:キャリアカレッジ 食育アドバイザーとは
ところがこれもまだ上があって、上級食育アドバイザーというのがあるの。
「食育アドバイザー」で学ぶ内容は、ご家庭や地域で食育を実践できるスペシャリストを目指す、食育の基礎知識がメインになります。「上級食育アドバイザー」は、さらに専門的な栄養学を学ぶことができ、セミナーや料理教室など多彩な場面で活躍できる専門家を目指せます。より深い知識を得て、生徒さんたちに的確なアドバイスができるようになります。
引用元:キャリアカレッジ 上級食育アドバイザーより
テキストを見ながら在宅で受験できるから、食関連の知識があまりない方にとってはハードルは低そうよね。
資格を取得するだけでも自信がつくじゃない。
それを、家庭や実生活、仕事に生かしたいと思うならいいんじゃないかしら。
ユーキャンの食生活アドバイザー®️
そしてこれも通信教育大手のユーキャンで取れる食生活アドバイザー®️も調べたわ。
食生活アドバイザー(R)講座
仕事にプライベートに。食関連の注目資格!
販売元はこちらね。
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-2-38
代表取締役社長 品川 泰一
この食生活アドバイザー(R)についても詳しくはこちらにまとめておいたわ。
この資格の認定は、一般社団法人 FLAネットワーク協会が請け負っているそうよ。
食生活アドバイザー(R)についてはユーキャンのサイトから引用させていただくわね。
食生活アドバイザー(R)は、プライベートから仕事まで、広く活用できる食の知識を身につけたスペシャリスト。食を大切にする風潮が高まる中、注目の集まる資格です。ユーキャンの食生活アドバイザー講座は、2級・3級の両方の試験に対応しているので、4ヵ月でダブル合格が目指せます。
引用元:ユーキャン 食生活アドバイザー(R)のページより
こちらの資格はしっかり受験しなければならないので、先の食育アドバイザーに比べ少しハードルが上がるかもしれないわね。
そして食育だけでは無く、食を取り巻く環境問題やマーケットのことまで学ぶので、もっと広い視野で食生活のことを知ることができるわね。
その他の食育関連の資格
通信教育大手の代表的な食育関連の資格は以上なんだけど、調べたらさらにまだあったので名前だけリストにしておくわね。
食育実践プランナー(ユーキャンで学べる)
食育メニュープランナー(NHK学園 生涯学習通信講座で学べる)
オンライン食育栄養士(Smart資格でオンラインで学べる)
そして通信ではない講座なのだけど、こういうのもあるのよ。
食育指導士®️/上級食育指導士(NPO法人日本食育協会で学べる)
その他、ヒューマンアカデミーで学べる講座として、食育スペシャリストパーフェクト講座というものがあったわ。
フード・インストラクター5種類と食育スペシャリストの資格が取れるらしいわ。
昔から通信講座というのはあったけど、これからはオンライン講座中心になっていくかもしれないわね。
テキストもなく、タブレットやパソコンで読んだり、動画で学んで、試験もオンラインで受験するスタイルかしら。
アラ還は、どこまでついていけるのかしらね。
どこでも学べて便利ニャ
私はやっぱり紙のテキストがいいわ。
食育関連の資格が仕事に活かせるのか
様々な食育関連の資格を見てきたけれど、この資格が仕事に活かせるんか、世間の評価はどうなのか、そういうことも知りたいわよね。
世間の評価はおおむねこうなのよ。
通信で食育の資格を取ろうとしている方の質問に対する答えが参考になるかもしれないわね。
辛口ですみません。
最終的に資格を取って何をされたいのかがわからないので何とも言えませんが
食育に関する仕事がしたいのであれば、栄養士・管理栄養士・栄養教諭のうちどれか一つはないと厳しいと思います。
残念ながら、どれも通信では取得できる資格ではないので、専門学校や短大、大学に通う必要があります。
引用元:Yahoo知恵袋の回答より
知恵袋の回答は、ほとんどが「それ単体で就職するのは無理」とバッサリ切ってしまうものが多いのよね。
おそらくその道の専門家が答えているからかもしれないわね。
ただ、マダム♡千壽は、せっかく学びたいという方の気持ちを削いでしまうのはいやなのよね。
元々、持っている資格や職場での仕事との相性次第では、仕事に十分活かせると思うのよ。
学んで何に活かすかはその人次第なのよね。
実際、知恵袋の中にはお医者様が患者に、食生活のアドバイスができないのは困るから、食生活アドバイザーを勉強したという回答もあったわ。
家族のため、仕事のために知識を増やすのは全然悪いことではないのよ。
例えば、全く食の知識がなかった方が、ご自身やご家族のために、食育アドバイザーや食育インストラクター、あるいは食生活アドバイザー®️などを学ぶのは大変良いことだと思うの。
それに認定試験などがあるのも頑張らなきゃ!という目標になるもの。
目標を持つのって、楽しいのよね。
主婦が子育てが落ち着いて何か学びたいと思うのは、マダム♡千壽はとっても賛成なの。
その資格が仕事に有利にならないとか就職に活かせないとか、まったく関係ないのよね。
それに資格を取るのって最初の一歩なの。
学んで終わりじゃなくて、それを日々の生活にどう活かすかなのよね。
上記の資格を一つ取ったら、きっともっと学びたい、もっと知りたいと思うんじゃないかしら。
そうやって学びを深めていくための、ハードルの低い最初の一歩が民間資格なの。
まとめ:違いを知って一生役に立つ食の知識を身に付けよう
食育アドバイザーや食育インストラクター、食生活アドバイザー、それぞれの違いを並べてみました。
食育関連の資格がたくさんあって、様々な食に関する学びのチャンスがあることは分かったわ。
そしてそれぞれに食育のメニューが中心なのか、食の旬や行事、栄養のことをどこまで学ぶのか、環境問題やマーケット、食生活全般まで学ぶのか、各資格で学ぶ範囲や傾向が異なるというのも分かったわ。
だから何のためにどんな知識を身につけたいかで、どの食育関連の資格にするか決めた方がいいわね。
マダム♡千壽の感触では、食に関しての知識が乏しく、最初の第一歩をハードルの低いところからスタートするなら、食育インストラクターから始めたらいいと思ったわ。
上記のリンク先に、何が学べるかやどんな人に役に立つかをまとめてあるから、食育インストラクター、食育アドバイザー、食生活アドバイザーの違いを比較してみてね。
何にしても、食に関しては学んだ知識は生活にも役立つし、生きていくのに必要な知識なんだもの。
決して無駄になることはないし、
それどころか一生の宝物になるわよ。
国家資格でないと役に立たないとか、就職できるわけじゃないとか、お金儲けの視点でしか価値を考えないのは勿体無いと思うの。
仕事をするにも遊ぶにしても身体が大事じゃない。
元気と健康を支える食の知識は、自分や家族を支える大きな価値があるのよ!
そして、マダム♡千壽自身が民間資格でカルチャー講師もやっていたの。
民間資格は民間資格で、正社員として就職しなくても、違う場所で活躍しようと思えばできるのよね。
きっと知恵袋の回答者がそれを知らないんだと思うわ。
私も会社員のときはそんな世界があるなんて知らなかったもの!
もちろん独立した時は単に資格のために学んだだけでなく、自分でも知識をもっともっと深めたわよ。
マダム♡千壽は食に関しては、今は特に薬膳に興味があるのよね。
薬膳に関してもまた調べてみたいわね。
マダム千壽の略歴
某上場企業にて20年間顧客対応、その後某上場企業の契約社員として、顧客対応・企画・等の仕事をする。
10年前から個人事業・カルチャー講師等を経験、一応成功するも乱立する協会ビジネスの在り方に疑問を持つ。
個人事業を餌食にするコンサルやビジネスも急増、また人の成功を妬む個人事業主、自分の成功のために他人を平気で利用する個人事業主の実態に嫌気がさし、その世界を離れる。
また業界にはネットワークビジネスやスピリチュアルも多いが、結局お金儲け主義が背景にあり、様々な情報や実態を知り、この世界とも距離を置く。
現在は事務員をしながら、着物を楽しんだり、和文化への興味を深めています。
60代女性ひとり時間を楽しめるのも、50代をどう過ごし準備してきたかが大切だと実感する今日この頃。
子育て・介護を終え怒涛の人生の後半をマイペースでねこねこと生きているマダム千壽です。