流行りのオートファジーはアラ還にぴったりな８時間ダイエット

マダム♡千壽の知り合いが、最近オートファジー・ダイエットを始めたって聞いたの。

「え？そのオートファジーって何？」と聞いたら

「朝抜きのダイエットよ」って仰るから

「私、ここ数年ずっと朝昼兼用で、基本的には１日２食なんだけど…」と返すと

「それそれ！それがオートファジーよ」と言われたの。

１日２食の食生活習慣に、名前があるなんて知らなかったから、マダム♡千壽も調べたわよ。

マダム♡千壽は、ダイエットしない方がいいと言っているのにね。

マダム♡千壽の食生活習慣に『オートファジー・ダイエット』なんて名前があるなんて、ホント驚いたわ。

なので今回はこの『オートファジーダイエット』についてお伝えするわね。

オートファジーでノーベル賞

【オートファジー】で検索すると、【ノーベル賞】など様々なキーワードが一緒に上がってくるの。

まずは【オートファジー】って何？ってところで、サイエンス関連の記事から引用するわね。

「オートファジーのメカニズムの発見」により、大隅良典さん（東京工業大学栄誉教授）に2016年のノーベル医学・生理学賞が贈られました。オートファジーは、酵母や植物、動物など、すべての真核生物に備わっている細胞内の浄化・リサイクルシステムです。細胞内の変性タンパク質や不良ミトコンドリア、さらには細胞内に侵入した病原性細菌などを分解して浄化することで、さまざまな病気から生体を守っています。また栄養状態が悪くなったとき、過剰なタンパク質を分解して、生存に必要なタンパク質にリサイクルします。

出典元：国立研究開発法人理化学研究所「オートファジーが始まる仕組みが構造から見えてきた」より

上記のページでは化学的に説明してあるので、ご興味のある方はお読みくださいませ。

簡単にまとめると、細胞内の浄化・リサイクルシステムが、栄養状態が悪くなった時に働くみたいね。

だって、難しい文章だと分かりにくいじゃない・・・

次は中高生向けの科学学習サイトから引用してみたわ。

iPS細胞などの再生医療と同様、世界中の研究者がしのぎを削る、ホットな研究分野が「オートファジー」だ。日本語では「自食作用」と訳され、細胞の中で行われるリサイクル・システムを指す。がんやアルツハイマー病といった病気の解明・治療にもつながると期待され、その研究はノーベル賞級ともいわれる。

引用元：WAOサイエンスパーク「細胞が自分を食べる「オートファジー」病気にも深くかかわる生命現象の謎に迫る」

【オートファジー】を日本語に訳すと【自食作用】なんですって。

化学や科学では分かりにくいから、もっと簡単に説明してくれているサイトがないか調べてみるわね。

16時間の空腹が生むオートファジー効果とは

「16時間の空腹」が【オートファジー】と関係あることを説明したこちらの記事が分かりやすいかも。

・・・（略）・・・

オートファジーは「自食作用」とも呼ばれ、細胞内の新陳代謝の仕組みで人体の古くなった細胞を新しく生まれ変わらせるシステムのこと。

・・・（略）・・・

青木院長によれば、最後に物を食べてから12時間経つとオートファジーが始まり、16時間経つとほぼ確実に作用する。

「その結果、体にとって不要なものや老廃物が一掃され、細胞や組織などの機能が活性化します。体がリセットされるのです」

出典元：AERA dot 「16時間の空腹」で疲れ知らず　ダイエットにも効く「オートファジー効果」とは？

いろいろ調べてみて分かったのは、【オートファジーダイエット】って言い方だけでなく、【８時間ダイエット】や【16時間ダイエット】【１日２食ダイエット】等々、いろんな名前があるということ。

要は、８時間以内に全ての食事を終わらせて、16時間は何も食べない時間を作るの。

そうすると16時間経った時に、細胞や組織の機能が活性化して、リセットされる【オートファジー（自食作用）】のスイッチが入るんですって。

それが美容や健康に良いというのよ。

８時間ダイエットでオートファジーのスイッチをオン！

鍵は16時間の空腹の時間と、８時間以内に食事を終わらせるということ。

８時間以内なら、２回の食事を３回に小分けにしてもいいみたいね。

そこはご自身の体調などに合わせた方がいいんじゃないかしら。

一度にたくさん食べられない時ってあるわよね。

そういう時は無理に２食にするより３食にするの。

マダム♡千壽も時々そうするもの。

ただお勤めなど、会社勤務だとどうしても朝食抜きでは辛いかもしれないわよね。

夜も遅くなってしまうのなら、いっそ昼を抜いた方がいいという考え方もあるみたいよ。

アラ還からこそ朝食抜きで健康に

アラ還からこそ朝食抜きにチャレンジできるじゃないかしら。

食事の時間に融通が効くのなら、夕食を早い時間にとることもできるわよね。

運動量や基礎代謝量も減るお年頃だし、そんなにいっぱい食べられなくなってくるじゃない。

一食抜くくらいの方が、身体にもちょうど良いと思うの。

まさに【オートファジー健康法】はアラ還にピッタリの健康法なのよ。

ダイエットという言葉は敢えて使わないわ。

オートファジーでアンチエイジング

オートファジーでアンチエイジングが実践できている方がいるわよね。

１日１食、夜だけしか食べなくて、若々しいという有名なお医者様！

あれはまさに日中、飢餓状態を作ることで細胞内で、この【オートファジー】がうまく働いているからなのね。

だけど、夜だけの１日１食って、よほど胃腸が丈夫でないと出来ないと思うのよ。

その１食だけで必要な栄養を摂ろうとすると、結構な量を食べなければならないでしょ。

アラ還の胃袋には無理だと思うの。

だから１食抜きの２食、８時間以内に食事を済ませる方がアラ還には合っているのよ。

とにかく現代人は食べ過ぎなのね。

これは間違いないわ。

食べ過ぎをやめて、若々しくなれるなんて、こんな素敵なアンチエイジング法って他にないと思わない？

お金をかけずに、しかも自分の細胞の力でアンチエイジング！

まとめ

マダム♡千壽は、50代になってから３度の食事に食欲が追いつかなくなったことを前回書いたんだけど、その食生活習慣が世間では『オートファジー・ダイエット』と呼ばれていることは知らなかったわ。

また『８時間ダイエット』『１日２食ダイエット』『16時間ダイエット』なんて呼び方があることもね。

ただ、調べれば調べるほどアラ還にはピッタリの健康法なのよ。

１食抜くということは、１食分の食事の支度や後片付けを含めた時間から解放されるということでもあるの。

その時間にもっと好きなことしたいと思わないかしら。

マダム♡千壽はやりたいことがいっぱいあるから、時間はとっても貴重なの。

自由な時間ができて、健康になれて、しかもアンチエイジングができて、こんなに素晴らしいことってないわよね。

アラ還からの、オートファジー健康法！

ぜひ貴女にもお勧めしたいわ。