マダム♡千壽は現在、基本的に1日に3食ではなく2食です。
昔から朝を抜いてはいけません!と言われていましたが、最近では朝は抜く方が効率がいいという人もいるわ。
1日に1食しか摂らないというお医者様も有名よね。
正解は人によって、体質や、年齢によって、異なると思うの。
今回は、マダム♡千壽がどうして2食になったのかをお話しさせてね。
その経験から【食が整う】とどんなメリットがあるのかを説明するわね。
1日3回食事を食べるようになったのはいつからか
そもそも1日3回食事を食べるよう推進されるようになったのはいつからなのでしょう。
昭和の時代では3食が当たり前だったみたいね。
「栄養3・3運動」は、健やかな毎日のための基本的な食生活のあり方を簡単に示したもので、「3・3」は3食・3色を意味し、毎日、朝・昼・夕の3食と、3色食品群のそろった食事をとるよう勧めています。
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「栄養3色(3色食品群)運動」の歴史は古く、昭和27(1952)年に広島県庁の岡田正美技師が提唱したのが始まりです。当時は終戦直後の食料不足からの復興期で、1日3回の食事をとることを誰もが大切にしていたため、あえて「3食」を言う必要はなかったのでしょう。
改めて、現在の食生活を振り返り、食事の大切さや生活習慣病との関係を考え、「栄養3・3運動」が示す基本的な食生活のあり方を実践することは健やかな毎日のために大事なことです。
江戸時代以前は1日2食だったんですって。
日本人の誰もが朝食、昼食、夕食と一日に三度食事をするようになったのは江戸時代からである。古代から中世末期までは朝食と夕食の一日二食で過ごしていた。
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世界的にも長い歴史の中で、1日3食になったのは割と最近だそうよ。
江戸時代でも身分や仕事、環境によっては2食だったの。
一度にたくさん食べることが出来ない赤ちゃんや、成長期の若者、アスリートなどは1日5食位で必要な栄養を摂ることもあるでしょう。
ただ、20代の若者と、50代では基礎代謝量が違うし、仕事によっても必要な栄養量は違うんだもの。
それに身体は個々に違うのだから、全員が1日3食でなくても良いはずよ。
逆に1回にたくさん食べられないお年寄りは、少量を3、4回に分ける必要があるもの。
食事回数は、その人の生活スタイルや身体の状態に合わせた方が、本当はいいはずなの。
食欲が落ちた時期に、量が多いと感じた
マダム♡千壽が50代のある時期、ストレスから食欲が落ちた時期があったの。
その時に、それまで1日3食は常識だと思っていたのに、なんとなく3食は多いと感じたのよね。
なので、朝を抜いてみたのが1日2食になるきっかけだったの。
朝ごはんはしっかり食べて学校に行きなさい!と言っていた元栄養士の母親なのに・・・
最初は昼まで持たない時もあったから、早めの昼食を摂るようにしたわ。
つまり朝昼兼用、ブランチね。
また30代ごろから夜にはお米を摂らないようにしていたから、朝を抜くとお米を食べるのは昼だけ。
そうする夜、無性にお煎餅を食べたくなる時があったの。
お煎餅はご存知の通りもち米でしょ。
もしかしたらお米が1日1食だと、私にとっては炭水化物の量が少ないのかもと気づいたの。
だから、食べたい時は、夜でもお米を食べるようにしたわ。
そうしたらお煎餅が欲しくなることは無くなったから、これはこれで正解だったのよね。
マダム♡千壽の経験から、1日3食にするのも2食にするのも、自分の身体と相談して選択する方がいいんじゃないかしら。
食後に眠たくなる時は血糖値にご注意!
食後は、眠くなる時もあったのだけど、そういう時は血糖値にも気をつけなければならないの。
朝を抜くと、昼にお腹が空いて、たくさん食べてしまうことがあったわ。
一気に血液が胃腸に集まるから、多少眠くなるのはいいらしいんだけど・・・
急激に血糖値が上がる時も、食後に眠くなるんですって。
こうした血糖値の乱高下を繰り返すと、食後にだるさ、眠さを感じることがあり、糖尿病や動脈硬化などのリスクが高まるともいわれています。
食べすぎるのも、一気に血糖値が上がるのも良くないので、お昼をいただく前には、先に味噌汁やスープ、ちょっとした野菜を摂るようにしたわ。
とにかく回数を2回に減らしても、あまり辛い空腹状態を作らないようにしたの。
小腹が空いた時は、ナッツ類がいい感じで空腹感を紛らわせることができるのよ。
あと普段は玄米だけど、外食すると白米だから、やはりすぐお腹が空くのよ。
そういう時にナッツ類があるといいのよね。
今は(2020年は)外食も、そうそうできないわね。
2食にしたり、3食にしたり臨機応変
ただ、2食にしたと言っても、その日の予定によっては3食にする時もあったので、割と臨機応変にやってきたの。
なんでもそうだけど、あまりがんじがらめでは、続かないと思うのよ。
玄米は消化しにくいので、体調によっては白米やお粥にする時もあるの。
季節によっては、赤飯にする時もあるし、餅米のお粥って美味しいのよね。
マダム♡千壽の緩い玄米菜食は、そんな感じなので、時には肉も食べるわ。
ただ、自分の身体の許容量以上は食べないの。
自分の身体と相談しながら、いろいろ選択できるようになることが本当は一番いいんだと思うのよ。
ただし、それは「食が整ってから」の話だけどね。
食が整うと、正しい食事と食欲に落ち着く
食が整うと、正しい食事と食欲に落ち着くので、食べ過ぎるということもなくなるの。
マダム♡千壽が20代で摂食障害を患っていた時、今とは全然食生活が違っていて、一番食が乱れていた時期だったわ。
スナック菓子や甘いものも大好き♡で、クッキーやチョコレートなど食べ出したら止まらなかったもの。
朝からしっかり食べて、夜もガッツリ食べていたわね。
バイキングでも底無しに食べてたし、あの時は完全にコントロールを失って、食欲中枢が狂っていたの。
今と違ってお米よりパンが大好き!
ただ、肉や魚はあまり好きではなかったわ。
お友達には「お肉をあまり食べないから肌がキレイなのね」と言われたのよ。
うふふ、ちょっと自慢かしら♡
そんなマダム♡千壽だけど、それからいろいろあって、長年かけて食が整ってきたでしょ。
食が整うと、季節季節によって身体の欲するものが変わるのが分かるのよ。
食が整ってから食事内容が変わった
食が整ってから、変わったことといえば、昔は見向きもしなかったものが欲しくなったことかしら。
とにかく食事内容が変わってしまったの。
梅干しやらっきょうを毎年漬けるようになったし、ぬか漬けも作るのよ。
新生姜やミョウガの酢漬けや、夏野菜の酢漬け、保存食もいろいろ作るようになったわ。
あと調味料は少々高くても、良いものを選ぶようになったし、食が整ってからは、欲するものが180度変わったわね。
でも身体が欲するものが分かると言っても、きっと皆さんもご自身でも分かっていらっしゃると思うの。
春先に、美味しい新玉葱が出回と欲しくなりません?
冬には、ネギや白菜をお鍋でたっぷり食べたくなりません?
季節のものを欲しくなるというのは、自然とともに生きているということ。
本当はみんな、自分で分かっているんだと思うの。
きっと食がもっと整うと、自分の身体に合った食事回数や食事量、食事そのものも分かるようになるはず。
マダム♡千壽は職業柄、栄養摂取基準はおおよそ分かってはいるのよ。
でも、実際に自分の身体に合う量や回数は、栄養摂取基準とはちょっと違うんだもの。
2回食で、ご飯が1日1杯でも燃費がいいからなのかしら、全然動き回れているのよね。
それで痩せてもいないし、太ってもいない。
20年間体系もほぼ変わらない。(ちょっと垂れたくらいかしら・・・いやだいぶ・・・)
人間の身体は、それぞれ個体差があるでしょう。
内臓が丈夫かそうでないかも違うし、もしかしたら栄養の吸収力も違うかもしれない。
だから本当は、みんなが自分の身体の声がちゃんと分かるようになった方が良いと思うの。
このブログで、皆さんがそうなれるよう、大切なことをお伝えしていくわね。
50代からさらに個人差が開く食欲と見た目
50代からは食欲もそうだけど、見た目の個人差がどんどん開いていっていると思うわ。
マダム♡千壽の周りには、60代でびっくりするくらい若々しい女性たちがいる一方で、そうではない感じの女性たちもいるの。
で、その差って50代からどんどん開いていくのよね。
食生活が整っている人は、肌のハリやツヤも違うもの。
あと食生活だけでなく、生き方も外見に現れるわ。
いくつになっても、新しいことにチャレンジする人って老け込まないのよ。
だって新しいことをするって、無理やりにでも脳を使おうとするじゃない?
チャレンジ精神のある人って、まず気持ちからして若いわよね。
それから食生活が整っている人って、生活も整っているの。
そういうのって外見ににじみ出るじゃない。
自分自身は、60代でどうなっていたいのかしら?
どんな暮らしをしていたいのかしら?
今日からそれを意識して、少しずつ楽しみながら整えていきましょう。
急に変身できるような魔法はないの。
日々の食生活、生活の質、生き方、暮らし方を大切にしていきましょう。
まとめ
マダム♡千壽は、50代から3度の食事に食欲が追いつかなくなって、1日3食を2食に減らしたの。
常識より自分の身体の声を優先したということね。
でもそれは食が整っていたからできたことでもあるわ。
そして食が整うと、自分の身体に合わせて食事をコントロールできるメリットがあるということも、なんとなくお分かり頂けたかしら。
そして食事のことだけではないわ。
50代から食を整え、生活を整え、生き方を意識していくと、素敵な60代を送れるのよ。
食を整えるには、どうすれば良いのか、生活の中で何を意識すれば良いのかは、追々お話ししていくわね。
素敵な60代を送りましょう。
また同世代の方々も、今からできることもあるわ。
キリッとこれから食生活、暮らし方、生き方を整えていけば、素敵な70代を送れるはずよ。
楽しみながら、がんばりましょう♡
マダム千壽の略歴
某上場企業にて20年間顧客対応、その後某上場企業の契約社員として、顧客対応・企画・等の仕事をする。10年前から個人事業・カルチャー講師等を経験、一定の成果は上げました。
一方でその頃から乱立する協会ビジネスや、個人事業を餌食にするコンサルなどの急増にも危機感を覚える。また業界にはネットワークビジネスやスピリチュアルも多いが、様々な事実を知れば知るほど冷静になる。
人の成功を妬む人、自分の成功のために他人を平気で利用する人、SNS発信と実態があまりに異なる人、そういった世界に嫌気がさし、距離を置くようになる。
現在は事務員をしながら、着物を楽しんだり、和文化への興味を深めています。60代女性ひとり時間を楽しめるのも、50代をどう過ごし準備してきたかが大切だと実感する今日この頃。
子育て・介護を終え怒涛の人生の後半をマイペースでねこたちと生きているマダム♡千壽です。
摂食障害、アスペ、APD、栄養士、個人事業、20年以上のゆるい玄米菜食等の経験を経て、60代を元気に迎えるための考え方や情報をお伝えしています。