しばらく玄米のメリットを書いてきたけれど、デメリットについても紹介していくわね。
玄米は、よく噛むことで様々なメリットがあるのだけど、それは逆によく噛まない人、噛めない人にはデメリットにもなるの。
今回はこのデメリットについてお話ししたいのよ。
玄米はよく噛むのが大前提
そもそも玄米は消化しにくいので、玄米の栄養を消化吸収するためには、よく噛むことが大前提なの。
だからまだよく噛むことができない幼児、噛む力が衰えてきている高齢者、そして早食いの癖のある方には玄米は向かないのよ。
また体調不良で、内臓に負担をかけたく無い時なども玄米は避けた方がいいと思う。
とにかく消化されていないと、便にそのまま出てくるから、ちゃんと様子を見てあげて欲しいの。
とは言え、健康のためや便秘対策のために、家族や子どもに食べてもらいたいという時もあるわよね。
そういう時は、玄米そのままではなく、お粥にしたりつぶしたり、消化の良い形であげるといいわ。
そして早食いの癖のある方は、まずしっかり噛む習慣をつけるところからね。
玄米ではなく雑穀米、七部づき米などでよく噛む習慣をつけよう
普段からおかずとご飯をパクパク食べている方は、いきなり玄米にするのではなく、雑穀米や七部づき米にしてはどうかしら?
玄米に帰る前に、まずはご飯だけをよく噛む習慣をつけてからの方がいいと思うの。
とは言え、白米をよく噛むのも辛いかもしれないので、まずは白米に雑穀を混ぜたり、七部づき米に変えてみるのね。
そしておかずとご飯をなるべく分けて食べるの。
そうでないとご飯だけをよく噛むことはできないと思うのよ。
白米をおかずと一緒に食べるのは本当に美味しいもの!
ご飯に合うおかずって本当に、ご飯がすすむのよね。
マダム♡千壽も、ご飯に合うおかずの時は、白米にするのよ。
例えば餃子やカレーのときね♪
だから、よく噛む習慣をつけるなら、ご飯がすすむおかずにしないことも大切なの。
やはり薄味のお惣菜など、それ単体で食べられるものをおかずにした方がいいわ。
玄米粥や玄米のオートミールを選ぼう
幼児や高齢者には玄米そのままではなく、玄米粥や玄米のオートミールはどうかしら?
玄米のご飯をミキサーにかけたり、すりつぶしたりして玄米の外皮を潰してしまうのよ。
大切な食物繊維ごと食べると便秘対策にもなるものね。
そして玄米のオートミールなら玄米をアルファー化してあるので消化もいいのよ。
離乳食にも使えるらしいので、相当消化は良いってことなのよね。マダム♡千壽自身、この玄米オートミールをまだ食べたことが無いので、また食レポする機会があったらその時は追記するわね。
書きながら食べたくなったニャ?
まとめ
玄米はメリットも多いのだけど、それは玄米をちゃんと消化吸収できる人が対象なのよね。
だから幼児や高齢者、よく噛む習慣が出来ていない人には向かないの。
なのでまずはよく噛む習慣を身につけることから始めて欲しいわ。
それはお子様もそうなのよ。
小さい時から歯応えのあるものを食べさせることも大切なの。
そうやって、ちゃんと噛むことができるようになってから玄米をあげても遅く無いと思うのよ。
それまでは消化しやすく食べやすい、玄米粥や玄米オートミールを利用してみてはどうかしら。
普段玄米食の人も体調に合わせて、無理しないでね
マダム千壽の略歴
某上場企業にて20年間顧客対応、その後某上場企業の契約社員として、顧客対応・企画・等の仕事をする。10年前から個人事業・カルチャー講師等を経験、一定の成果は上げました。
一方でその頃から乱立する協会ビジネスや、個人事業を餌食にするコンサルなどの急増にも危機感を覚える。また業界にはネットワークビジネスやスピリチュアルも多いが、様々な事実を知れば知るほど冷静になる。
人の成功を妬む人、自分の成功のために他人を平気で利用する人、SNS発信と実態があまりに異なる人、そういった世界に嫌気がさし、距離を置くようになる。
現在は事務員をしながら、着物を楽しんだり、和文化への興味を深めています。60代女性ひとり時間を楽しめるのも、50代をどう過ごし準備してきたかが大切だと実感する今日この頃。
子育て・介護を終え怒涛の人生の後半をマイペースでねこたちと生きているマダム♡千壽です。
摂食障害、アスペ、APD、栄養士、個人事業、20年以上のゆるい玄米菜食等の経験を経て、60代を元気に迎えるための考え方や情報をお伝えしています。