50代からの着物ライフ!お金をかけずに着物を楽しむ方法とは?リユース着物と小物選びのコツ

今回の記事はマダム♡千壽がハマっている趣味「着物」について独断と偏見で書かせていただいたわ。

もちろん楽しみ方は人ぞれぞれだし、着物といっても所詮服装、洋服と同じで自由に着たいものを着ればいいわ。

ただよく着物って贅沢な趣味のように言われるのよね。
年配の方々や着物をよく知らない人ほどそう言うの。

「着物が趣味なんて上品ぶって」「着物が好きだなんてお高く止まって」って・・・
勝手に反感を持たれたりすることもあったの。
全く偏見よね。

確かに昭和の時代〜バブリーな時代はそうだったかもしれないけれど、今は事情が大きく異なるわね。

だからもし「手が出せる趣味なら、日本人だし着物を楽しんでみたいわ」という方がいるなら、その方々のために、今の着物の状況や、お金をかけずに楽しむ方法を伝えたいと思うの。

もちろんお金をかけるかけないは自由!
ただ最初はお金をかけずに工夫して楽しんで、いつかは大切な一枚を誂えて作るのも自由!

とにかく50代から着物ライフを目指して60代で着物を自由に楽しめると人生面白いんじゃ無いかしら。

目次

着物ライフを始めたいけど、お金がかかるという悩み

どんな趣味でもお金をかけたらキリがないし、着物も同じでお金をかけだしたら上限はないのよね。

だからどこにお金をかけて、どこにお金をかけないかは、自分である基準を持っておいた方がいいと思うわ。

着物業界の販売方法に悪評があるのが悪いイメージの原因の一つ

そして着物業界の方々もお商売なので、やはり新しい着物を誂えていただける方がいいのは当たり前なのね。

でも本当に良い店員なら、お客に無理させずに長くお付き合いをして、その中でここぞという時に良い商品を勧めてくれるはずよ。

「着物は高い」「呉服店は押し売りをする」「店員が囲んでローン契約させる」
そんな悪評は、着物だけでなくジュエリー販売や他の高額商品の契約なども同じよね。

だから良い呉服店と良い関係を作っておけば、ここぞという時には頼りになるから、お店選びは大切よね。

ただ何も分からない間は、何が良くて何が悪いかなんて分からないじゃない。
自分の中に判断基準がしっかりできるまでは、下手にローン契約をしない方がいいと思うわ。

着物ライフにハマって楽しめるようになって、絶対これは欲しいと思うものに出会えたときに契約すればいいのよ。

最初は手近な着物やリユース着物、格安の小物などを選んで練習しましょう。

着物ライフの最初の一歩は中古着物(親の着物やリユース着物)の再利用から

若い時に作った着物がある人はそれを利用すれば良いけれど、まず何も持っていないのなら、親や親戚に着物が箪笥に眠っていないか聞いたらいいわ。

「着物を着始めたらご近所さんからいっぱい貰った」「友達から譲り受けた」という人も一人や二人ではないのよ。

案外周りの人の家に着物は眠っているのよね。

マダム♡千壽もまずは祖母の着物(いつの時代やら)と母の着物小物を利用したわ。
若い時にポリエステルの着物と小物一式を練習用に買っておいたので、それも合わせて活用したけどね。

令和のリユース着物事情、洋服より安く平成の着物が手に入る

マダム♡千壽が着物を始めた頃は、まだ世間にそれほどリサイクル着物店がなかったのね。

だから神社のなんとか市や、結構レアな専門店に行ったりしたのよ。
ただその頃は結構昭和の着物が多かったので、寸法が明らかに小さめだったの。

ところが令和になって、リユース着物事情がどんどん変わってきたわよね。

リサイクル着物店がどんどん増えて、平成の着物もどんどん市場に出てくるようになったの。
そうすると高身長な方や恰幅の良い方々の着物や帯も市場に出てくるじゃない。

その数年間で、結構良いものが手に入るようになってきたのよ。
数年前には10,000円くらい出さなければ手に入らなかった着物が、今は半額程度で手に入る。
1,000円、2,000円の着物や帯でも結構状態の良い物もあるのよ。

最近はメルカリやヤフオクで上手に手に入れる50代の方々も多いわね。

マダム♡千壽の持っている昭和の着物や帯は短い物も多いので、練習用には良かったけれど、リユース着物やリユース帯を購入する方が良くなっていったの。

洋服より安い着物と帯でビシッと決めると、この年代だとキッチリした感じに見えるし、下手な洋服よりよほど正装感があるので便利なのね。

最近は若い女性たちが、和洋ミックスコーデを楽しんだりされてて、可愛いし羨ましいわね。
60代でもセンスのある方は上手に和洋ミックスされているわ。

リユース着物やリユース帯を選ぶ際のポイント

マダム♡千壽も何度か失敗しているけれど、リユース着物は出来るだけ現物を見た方がいいわ。

あとネットで手に入れるなら、できるだけ細かく状態を教えてくれる相手やお店を選ぶことね。

  • 状態をよく確認する: シミや汚れ、傷がないか、丁寧に確認
  • サイズ感を確認する: 試着できる場合は必ず試着し、自分の体に合ったサイズか確認
  • 季節感に合わせたものを選ぶ: 季節感に合わせたものを選ぶと、コーディネートの幅が広がる
  • 信頼できるお店を選ぶ: 専門店で購入することで、状態の良い着物を選べる

リサイクル着物店もピンからキリまであるから、自分がどんな状態の着物を選びたいかでお店を選ぶと良いと思う。

ひたすら練習するだけの帯なんて、ワンコインで十分じゃない。

ただ、ちょっと格式の高いものを選びたい時には、それなりの商品を扱っているお店の方がオススメなのね。
そのあたりは使い分けているわ。

礼装用の帯などは誂えたら高価なのに、リユースだとカジュアルな帯より安くで手に入ることもあるのよ。
袋帯が欲しければ、リサイクル着物店はめっちゃお買い得だからオススメです。

着物ライフの始め方、新品で手に入れた方がいいものもある

50代から着物ライフをお金をかけずに始めるなら、最初は着物や着物はリサイクル着物屋さんで、リユース着物やリユース帯を上手に活用すればいいと思うの。

ただ新品の方が良い物もあるわ。
それはリサイクル店にはあまりないものや和装下着などね。

  • 羽織もの:リユースだと道行コートや短い羽織が多い
  • 和装小物:帯揚げ、帯締め、伊達締め、紐類などセットで買うとお得な場合がある
  • 和装下着:補正下着などいろんな種類がある
  • 長襦袢:ポリエステルでも良いので洗えるものがオススメ
  • 足袋:白足袋だけでなく柄足袋が今風
  • 草履:古いものは崩壊するのでこれは新品

バッグ類なども洋装用のを活用できるけど、案外新品で使いやすいものが安価であるのでこういうのはネットショップもいいと思うわ。

羽織ものや帯は呉服屋さんのイベントがオススメ

あと、呉服屋さんのイベントなどに行くと、お値打ち商品として今風の帯などが格安で作れることもあるのね。

着物ライフに慣れたら、自分の欲しい着物や帯の好みが出てくるの。
そうなったときにお気に入りの着物や帯を作ると良いと思うわ。

マダム♡千壽は羽織ものが欲しかったので、これはだいぶ経ってから呉服屋さんで誂えたわ。

それまでは道行を着ていたわね。でも道行は好きなのよ。
リサイクル店だとカジュアルなものからフォーマルなものまでとっても格安で手に入るのよ。

とにかく50代から着物ライフを目指すなら、最初はお金をかけずに始めたらいいわ。

マダム千壽

工夫次第でお金をかけずに始められるから
ぜひ60代の趣味の一つに着物を入れてあげてね。

お手頃価格で着物を楽しむためのアイデア

50代から着物ライフを手軽に始めるためのアイデア

  • 着物レンタル: まずは着物レンタルで、自分に似合う着物やコーディネートを探すのもオススメ
  • 着物を譲り受ける: 親や親戚、友人やご近所さんから譲り受ける
  • 着物教室に通う: 着物教室に通うことで、着付けだけでなく着物の知識が学べる
  • リサイクル着物店:ピンからキリまであるからまずは足を運んでね
  • 安価な着物や和装小物:最初はセットものなどを上手に活用

そして着物ライフを続けるためには、一人じゃない方がいいと思うわ。

  • 呉服屋のイベントに参加:お店との無理ないお付き合いの範囲でね
  • 着物コミュニティに参加: 着物好きが集まるコミュニティに参加する
  • 着物を着る趣味を持つ:お茶など始める方も多いわね

着物が趣味の方々って結構根性ある方が多いように思うの。
好きなことを貫き通すという気合いかしら。

あと人と違った格好ができること自体、人の目を気にしない人でなければできないわよね。

人は人、自分は自分という自立した人たちの趣味かもしれないわね。

マダム千壽の略歴

某上場企業にて20年間顧客対応、その後某上場企業の契約社員として、顧客対応・企画・等の仕事をする。
10年前から個人事業・カルチャー講師等を経験、一定の成果は上げました。

一方でその頃から乱立する協会ビジネスや、個人事業を餌食にするコンサルなどの急増にも危機感を覚える。
また業界にはネットワークビジネスやスピリチュアルも多いが、様々な事実を知れば知るほど冷静になる。

人の成功を妬む人、自分の成功のために他人を平気で利用する人、SNS発信と実態があまりに異なる人
そういった世界に嫌気がさし、現在は距離を置く。

事務員をしながら、着物を楽しんだり、和文化への興味を深めています。
60代女性ひとり時間を楽しめるのも、50代をどう過ごし準備してきたかが大切だと実感する今日この頃。

前半は子育て・介護・ダブルワークの怒涛の人生、後半はマイペースでねこたちと生きているマダム♡千壽です。
摂食障害、アスペ、APD、栄養士、個人事業、20年以上のゆるい玄米菜食等の経験を経て、60代を元気に迎えるための考え方や情報をお伝えしています。

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